本当のサスティナブルコーヒー
レベンスマイクロミルは,農園の労働環境の底上げを目指している。地域農園を束ねて規模を拡大し、新たな投資を行ってマイクロミル化すること、そして新たなプロセスの確立により、豆の差別化を実現してCOE で入賞することを通じて、ブランド化および地域のテロワール化を実現した。その結果、単価の向上を可能にし、海外のディストリビューターとも直接に取引を行って地域ぐるみの収入向上を実現している。
具体的には、地域の農園からコーヒーチェリーを通常より15%くらい高く引き取っている。このことが取引を長続きさせ、地域全体で潤おうことで、サステイナブルな好循環を生み出すことができ、地域創生に貢献できる仕組みとなっている。
またレベンスマイクロミルには隣国のニカラガ・パナマから季節労働者が50人程度来る。彼らは本国では1日に8時間労働で4ドルしか稼げないが、レベンスマイクロミルでは20ドル稼ぐことができる。このコーヒー豆単価の上昇が、サステイナブルな労働者確保の仕組みにもなっている。